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ブリーフセラピーの登竜門 若島孔文+生田倫子編著

 

「ブリーフセラピー」についての端的で良い説明がなかなかなくて、解決志向ブリーフセラピーのカウセリングや研修を行っているKIDSカウンセリング・システム研究会のサイトから抜粋させて頂きます。

 

「ブリーフセラピーとは、故ミルトン・エリクソン医学博士の治療実践に啓発をうけて作られた一連の心理療法モデルのことで、わが国では『短期療法』と訳されています。
その名のとおり、どうクライエントと関わることが毎回の面接を効果的にし、結果として面接期間を短縮できるかにこだわって開発されたモデルです」

 

私自身は特にこの療法の、クライアントを「自身の人生の専門家」として捉え、カウンセラーは「知らない姿勢」でクライアントが持っているリソースを生かす点が重要だと感じています。

 

また、「面接期間を短縮できる」の前についている「結果として」というところも大切で、名称が「短期療法」だからと言って、必ず短くなければならないわけではなく、クライアントの負担を最小限にすることを考えると、リソースを生かして、短期の終結となるほうが望ましいということだと思います。

 

この本は、広範囲で、様々な心理療法との併用も行われ、その中核のところが捉えずらい「ブリーフセラピー」について、対話形式を交えながら分かりやすく解説してくれています。

 

特にブリーフセラピーの背後にある考え方(ベイトソンのダブルバインドや円環的認識論等)についてしっかりと説明してあるのが印象的です。

 

ユーモアを重視するというブリーフセラピーの特徴の一つを反映して、全編がリラックスした雰囲気の対話ですすめられており、読みやすさにつながっています。

 

事例も多く、技法の説明もあり、実践にも生かせる内容ですが、ブリーフセラピーを考え方のところから理解されたい方に特におすすめです。

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