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依存症で脳体積は減少する

 

アルコールなどの物質に対する依存症で脳の体積が減少することが以前から指摘されてはいました。

 

その体積減少(萎縮)が物質によらない共通の特徴を持つのか、あるいは物質ごとに特徴を持っているのか、あまり詳しいことは分かっていません。

 

Mega-Analysis of Gray Matter Volume in Substance Dependence: General and Substance-Specific Regional Effects

物質依存における灰白質体積の大規模分析:共通の、あるいは物質特異的な部位変化

 

非常に規模の大きな調査で、14カ国でこれまでに蓄積されていた3000人超のデータ(うち2000人程度が依存症)が集められ、分析されました。結果として、最も脳体積への影響が大きかったのがアルコールで、今回調べられた5つの物質(アルコール、ニコチン、アンフェタミン、コカイン、麻薬)に共通する変化として脳の島 insulaと前頭眼窩皮質内側の萎縮が大きいことが分かりました。

 

また、アルコールとニコチンについては対照(非依存症)に対する脳体積の変化の程度を分類できることも示されました。

 

このようなデータと分析結果の蓄積によって診断の基礎となるバイオマーカー(客観的指標)が確立され、診断の正確性を増すことが期待できる内容でした。

 

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