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音楽療法の効果について

 

非薬物療法として認知行動療法をはじめとする言語を用いた方法が代表的ですが、特にリラクゼーションのためには、非言語的な方法が有効である場合もあり、音楽療法も選択肢の一つとしてあげられることがあります。

 

信頼性の高い研究の乏しい領域ではありますが、今回は集中治療室における音楽療法の治療効果に関する論文をご紹介します。

 

Impact of an Active Music Therapy Intervention on Intensive Care Patients.

集中治療室(以下ICU)における積極的音楽療法の効果について

 

ICUで治療を受けている52人の患者が対象となり、以下のうちどちらかの治療を受けました。

①曲選択のセラピー:好きな曲や聴いたり歌ったりした曲の歌詞についてセラピストと話し合う。

②リラクゼーション/心象セラピー:セラピストが演奏する曲を聴きながら、呼吸法などを含むリラクゼーションを行う。

 

そして、音楽療法を行う前と後で心拍数、呼吸数、酸素飽和度、痛みや不安の程度などが測定されました。

 

結果として、療法後はほとんどの指標で低下を認め、不安などの精神的側面のみでなく、痛みのコントロールに関する有効性も示唆されていました。

 

非薬物療法の良い点として、いわゆる「副作用」が少ない点があげられますが、音楽療法は特にそれ自体が趣味や生活の一部として馴染みやすい性質を持っているように思われます。マインドフルネス等とともに、広範な作用をもつ療法としてもっと注目されて良い選択肢であるように考えられました。

 

 

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