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ADHDにおける早期死亡の傾向について

 

ADHD(注意欠陥多動障害)と一口に言っても、不注意が優位であったり、高度の衝動性を伴う場合など様々な傾向が考えられます。

 

これらの傾向があると、自己の健康管理能力の低下や事故が頻発するなど、身体的健康(安全)を保つ上で、支障になることがあります。

 

今回は、ADHDの早期死亡の傾向について、併存疾患との関連性も含めて調べた研究をご紹介します。

 

Association of Psychiatric Comorbidity With the Risk of Premature Death Among Children and Adults With Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder

ADHDの子どもと大人における精神科併存疾患と早期死亡の関連

 

スウェーデンにおける研究で、86670人のADHD患者が調査の対象となりました。

 

まず、ADHDの患者さんに早期死亡の傾向があることが示されました。具体的にはADHDである場合とそうでない場合とで死亡率が11.57と2.16(10000人、1年あたり)となっており、5倍程度の開きがみられました。

 

ADHDに伴う要因の中で特に関連性が大きかったのは併存疾患の数でした。つまり、ADHDのみでなく、他の精神疾患を伴っている場合は、早期死亡の傾向がさらに高まることが分かりました。

 

そして、特に年齢を重ねた後に併存疾患があると自殺や事故による死亡が増えることが分かりました。

 

ADHDそのものでも注意が必要ですが、うつや不安障害等のADHDに合併する病態にも注意を払いながら治療と続ける必要があると思われました。

 

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