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ラモトリギンの投与で前兆を伴う偏頭痛が減少する

 

精神疾患には頭痛を合併することが多く、うつ病の診療では不眠とともに必ず頭痛などの身体症状を確認します。

 

身体疾患の中でも「偏頭痛」は、ストレスの要因もあり、うつなどの気分障害や不安障害等との合併を多く経験します。

 

今回は、偏頭痛の中でも前兆 auraを伴うタイプのもので、双極性障害の治療に使われる気分安定薬であるラモトリギンが有効ではないか調べた研究をご紹介します。

 

Lamotrigine reduces migraine aura and migraine attacks in patients with migraine with aura

ラモトリギンが偏頭痛の前兆と発作を軽減する

 

前兆を伴う偏頭痛に罹患した59人が調査の対象となり、3年間症状についての追跡調査が行われました。

 

結果として、以下の内容が示されました。

①ラモトリギンによって偏頭痛の回数が大きく減少しました(月あたりの回数で、1.5⇒0.4回)

②前兆の症状継続時間が減少しました(27分⇒8分)

③偏頭痛発作の回数が減少しました(月あたりで2.1⇒1.2回)

 

上記のようにラモトリギンは、偏頭痛の前兆や発作自体を減少させる効果があり、発作のたびに頓服の薬で乗り切っている患者さんにとって、症状の回数や持続時間をコントロールする手段として大きな選択肢になると考えられました。

 

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