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思春期の性格と50年後の認知症について

 

 

中年期以降の性格特性と後年の認知症については知見が存在しますが、思春期などの若年期までさかのぼった性格要因との関連はほとんど不明です。

 

今回は、思春期の性格特性と50年後の認知症発症リスクとの関連について、非常に長期の経過について調べた研究をご紹介します。

 

Association Between High School Personality Phenotype and Dementia 54 Years Later in Results From a National US Sample

高校生の性格特性と54年後の認知症リスクとの関連

 

アメリカにおける研究で82232人(スタート時点の平均年齢15.8歳)が調査の対象となりました。

 

スタート時点で150項目の質問からなる性格調査(150-item Project Talent Personality Inventory)が行われ、約54年後の認知症の有無が調べられました。

 

結果として、思春期の時点で、「静けさ」、「成熟」、「活力」といった要素が認知症のリスクを下げることが分かりました。

 

「静けさ」が高血圧の予防的要素、「成熟」は自己管理能力の高さ、「活力」は精神活動の多さを表して、それぞれ抗認知症的効果がありそうな印象があります。

 

単体の要素として捉えずらい特性ではありますが、認知症のなりにくさは10代の時にでも脳の特徴として出ている可能性があると考えられました。

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