マインドフルネス(瞑想を含んだ認知療法)と有酸素運動の組み合わせ


昨日は定期的な運動がうつ病予防に有効であることをお伝えしました。


以前には、何度か瞑想を含んだ認知療法として知られる“マインドフルネス”がうつ病治療や疼痛の改善に効果があることを書きました。


では、様々な非薬物的治療法や予防法がある中で、何が最も有用なのか気になるところです。


かなり以前にみた記事によれば、2015年の米国精神医学会で、マインドフルネスが運動や食事内容の工夫をおさえて、最も効果が高いのではないかという内容の発表がありました。


しかし、敢えてどちらかを選ぶのではなく、程よく組み合わせて行うと効果が高い可能性を示した論文をご紹介させてください。


MAP training: combining meditation and aerobic exercise reduces depression and rumination while enhancing synchronized brain activity

マップ・トレーニング: 瞑想と有酸素運動の組み合わせでうつが軽減する


52人の参加者(22人がうつ病患者、30人が健常者)に、30分の瞑想+30分の有酸素運動を1セッションとして、週に2セッション、8週間のプログラムをこなしてもらいました。


うつ病患者においても、健常者においてもうつ症状が改善され、検査では特にうつ病患者で刺激に対する脳の反応が改善していました。


精神(mental)に働きかける瞑想か、体(physical)に働きかける運動か……迷ったら両方適度に行う→ Mental and physical (MAP) training :マップ・トレーニングという選択について、とても効果が期待できるように思われました。


#うつ病

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