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イギリスでアルコールに関連する死亡が記録的増加を示している


パンデミックの期間中、様々な生活様式の変化を強いられていますが、飲酒の習慣については拍車がかかる場合が多いようです。


イギリスにおけるアルコール関連死(2020年の統計)


イギリスでは2020年春からCOVID-19によるパンデミックのため、ロックダウンが行われましたが、その年の統計を調べてみると以下の内容が示されました。


①2020年にはイギリスで8,974人のアルコール関連死が発生し、これは前年の2019年との比較で18.6%の急増となっている。

②アルコール関連死の3/4が肝疾患による死亡であり、これは2010年からの比較では80%の増加となっている。

③背景として2020年3月のロックダウン後、特にアルコール消費が急増したことやサポートへのアクセシビリティが低下したことが考えられる。


つまり、“イギリス(特にスコットランドとイングランド)において、パンデミックによるロックダウン後アルコール消費が急増しており、肝疾患を始めとするアルコール関連死の原因となっていると考えられる”と言えそうです。


生活様式の中でも、外出機会の減少や飲食傾向の変化は、大きく精神・身体疾患に影響すると考えられ、どのように適応を維持していくか生活を守る工夫が必要であると思われました。

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