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日本平和維持軍におけるPTSDの経過と危険因子

◎要約:『南スーダンの平和維持軍に参加した日本人におけるPTSDの発症率は約4%であり、発症前の睡眠障害などが危険因子である可能性がある』





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今回は、南スーダンにおける国連の平和維持活動に参加した日本人のPTSD症状の経過や危険因子について調べた研究をご紹介します。


南スーダンの日本平和維持軍におけるPTSDの経過と危険因子

Symptoms of Posttraumatic Stress Disorder Among Japanese Peacekeepers Deployed in South Sudan


南スーダンの平和維持活動に2011~2018年の間に参加した(活動期間は一人当たり6か月)日本人2,962人(平均33.9歳、97.9%男性)が対象となりました。


結果として、以下の内容が示されました。


・PTSD(疑い含む)の発症率は3.95%でした。


・経過を分類すると「耐性あり resilient」72.3%、「回復 recovery」16.2%、「遷延(長引き)protracted」6.1%、「遅発性 delayed」5.3%となっていました。


・PTSD発症の危険因子としては、発症前の睡眠障害、高い年齢、不安や不快気分、一般的疾患が挙げられました(例:睡眠障害について、PTSDの経過に関するオッズ比は「遷延(長引き)protracted」1.29倍%、「遅発性 delayed」1.26倍となっていました)。



強度のストレスにさらされる活動において、睡眠障害を含む事前の健康状態に注意が必要であると思われました。

 
 
 

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