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睡眠時無呼吸の新しい選択肢がアメリカで承認


睡眠中の呼吸が障害される病態として“睡眠時無呼吸症候群”が知られており、睡眠の質を悪化させ、中途覚醒や昼間の集中力低下・眠気を来す原因となります。


現在のところ、治療として第一にCPAP(シーパップ):在宅持続陽圧呼吸療法が選ばれますが、睡眠中のマスク装着の手間や違和感等を訴えられることもあり、全ての方が好んで使用できるわけではないようです。


今回は、かなり以前のニュース(2021年2月)になりますが、昼間に用いる睡眠時無呼吸の治療機器が認可されたという内容についてご紹介します。


FDAがいびき・軽度睡眠時無呼吸を軽減する新しい機器を認可


この装置は電極を4つ備えたシート状の器具を口でくわえることにより、舌の筋肉と神経を刺激するとされています。


まずは1日に20分間6週間続け、後は週に1回の刺激で良いようです。(メーカーサイトでは、スマートホンを触りながらの使用で、リラックスしている様子が伺えます)


認可に用いられた研究によれば、40デシベル以上のいびきの時間が20%低下したり、睡眠時無呼吸のスコア(AHI)が半分(10.21⇒5.27)になる等の効果を認めるようです。


大きないびきや軽度の無呼吸症候群について、日本でも選択肢として使用できるようになることが期待される内容でした。

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