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アルコール使用障害治療薬の開始による効果

◎要約:『アルコール使用障害治療薬の使用によって、退院後の死亡や再入院が減少する可能性がある』


アルコール使用障害(アルコール依存症)については、飲酒によって気分不良が生じる薬剤や飲酒欲求を低下させる薬剤等が存在します。





そのようなアルコール使用障害治療薬 medications for alcohol use disorder (以下、MAUDと表記)を退院時に開始することで、再入院や死亡率にどのような影響があるのかを調べた研究をご紹介します。


Outcomes After Initiation of Medications for Alcohol Use Disorder at Hospital Discharge

退院時のアルコール使用障害治療薬の開始による効果


アルコール使用障害による入院があった6,794人(平均54歳、32.6%が女性)が対象となりました。


MAUDとしてナルトレキソン、アカンプロサート、ジスルフィラムが退院時に使用された際に、その後(30日以内)の再入院や死亡率にどのような影響があったのかを調べています。


結果として、以下の内容が示されました。


・MAUDの開始は退院後の死亡や再入院の減少(42%)と関連していました。


・アルコール使用障害に関連した再入院のみの結果でも、MAUDの開始は51%の減少と関連していました。




アルコール使用障害の治療を積極的に行っている施設は限定されているのが現状ですが、薬剤を服用するメリットを感じさせる内容となっていました。

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