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自閉症、ADHDの知能検査における特徴

◎要約:『自閉症(Autism)とADHDの知能検査の特徴は、ワーキングメモリの低下等が指摘し得るが、顕著な特徴とは言い難い』



自閉症やADHD等の発達障害の診断においては、基礎的な知能の評価がすすめられますが、診断そのものに生かせるような検査上の特徴があるのでしょうか?


今回は、現在知能検査として多く使用されているWAIS、WISCに関して、自閉症(Autism)、ADHDの特徴を調べた分析(メタ・アナリシス)をご紹介します。


Cognitive Profile in Autism and ADHD: A Meta-Analysis of Performance on the WAIS-IV and WISC-V

自閉症とADHDにおける認知的特徴


自閉症(Autism)、ADHDの知能検査(WAIS,WISC)結果を含む研究(1,800人以上の参加者)が分析の対象となりました。


結果として、以下の内容が示されました。


・自閉症(Autism)においては、言語/非言語的推論は比較的高くなっていましたが、処理速度は1SD(標準偏差)までの低下、ワーキングメモリもわずかに低下をしめしており、これば能力間のアンバランスを生んでいる。


・ADHDについては、概ね年齢相応の知的レベルであり、わずかにワーキングメモリの低下を認める。




知能検査上のアンバランスを発達障害診断の根拠とするには、特異的所見とは言い難い内容でした。

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