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13歳以上の女性について不安のスクリーニングが推奨される


女性の健康問題に関する専門家や患者の代表者からなる組織WPSI:The Women's Preventive Services Initiative が、13歳以上の女性において不安のスクリーニング(症状で絞り込まずに広く行う、疾病を拾い上げるための検査)を推奨しています。


思春期・成人女性における不安に対するスクリーニング


WPSIはこの推奨を、不安の評価や治療に関する複数のシステマティック・レビューや研究を根拠として行いました。


不安の評価については、複数の個別研究とシステマティック・レビューから、27のスクリーニング・ツールが中等~高度に正確であるとしています。


不安の治療については、心理療法(246のランダム化比較対照試験)、SSRIやSNRIといった抗うつ薬(126のランダム化比較対照試験)によって、症状の改善と症状再燃の減少が認められるとしています。


この推奨は、特にプライマリ・ケアに携わる全医師に向けられたもので、全ての13歳以上の女性について不安の有無に留意するべきであるとの注意喚起として受け取りました。

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