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発達障害やまちゃんの自分の居場所を見つける方法 山口おさむ著


うつを発症して過量服薬により2度の入院治療を経験し、40代後半ではじめて発達障害と診断された山口おさむさんの著書です。

現在は医科大学の職員として働き、自分の居場所を見出したと確信されているとのことですが、ここまでの経緯は非常に辛苦に満ちたものだったようです。

本書では、本文で強調されている「自分をさらけ出す」というポリシーが貫かれており、辛かった少年時代から現在までの紆余曲折が飾らずに描かれています。

特に終盤の「1.納得してから動く」や「2.自分にしかできないことをやる」などを含む、「最高の職場に出会う7つのヒント」は経験から得た気づきに満ちており、大変参考になりました。他のところでも、同様の内容を聞くことはありますが、著者独自の切り口と経験に基づいており、新鮮な気持ちで受け取ることができました。

全体として、読んでいて「こういう経験を伝えてくれてありがとう」というありがたい気持ちになりました。職場や就職活動でつらい思いをされている多くの方におすすめしたい本(電子書籍)です。

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