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発達障害のある子どもができることを伸ばす!(思春期編) 監修:杉山登志郎・辻井正次


多くのイラストを用いて、難しいといわれる発達障害の思春期における関わりについて解説しています。

保護者からしばしば質問される項目が並んでおり、疑問に関する具体的な回答が述べられているので非常に参考になります。

テーマをあげると、

食事のマナー/身だしなみ/整理整頓/日常生活の快適化/体の変化とプライベートパーツ/異性との距離感/月経と体調を知る/リラクセーションのスキル/体を動かす/視線・表情・話し方/困ったとき助けを求めるスキル/やりとり・話し合いのスキル/思春期のコミュニケーション/集団の中の行動/自分の気持ちの把握/怒りのコントロール/不安のコントロール/ノートのとり方/テスト勉強/犯罪被害・加害の防止/余暇の充実……

他の本では取り上げられることの少ない当事者目線の項目が多く、自分の今までしていたアドバイスについて見直すきっかけになりました。

本の構造としても見開き2ページで一つの項目の解説が完結しているものが多く、知りたいテーマだけをひろい読みしやすくできています。

成長の課題に密着したテーマで、男女についての回答がバランスよく書かれているのも特徴です。

様々なテーマに関して疑問がある場合に、辞書的にも使用できる読みやすい本であると思います。

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