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トウガラシの大量摂取は認知機能の低下につながる


以前からトウガラシの摂取は認知機能に良い影響を与えるのではないかと言われて来ました。

今回は、長期に渡って調査したところ、それとは逆の結果を呈した論文をご紹介します。

トウガラシの大量摂取と認知機能の関連

中国の研究で、4852人(平均63.4歳)が調査の対象となりました。

1991年から2006年にわたる中国の栄養調査(China Health and Nutrition Survey)に基づいて、トウガラシの摂取量が求められました。

また、認知機能に関する調査を1997、2000、2004、2006年に行い、長期の経過を観察しました。

結果として、他の生活様式等の要素による影響を調整した後でも、トウガラシの大量摂取(50g/日以上)は認知機能の低下と関連していました。

さらに、自覚的な物忘れの悪化に関しては、トウガラシを大量に摂取した場合、2倍以上起こり易いことが示されました。

食品に関しては、様々な意見が出るので、どれが最終的な結論なのか難しいところがありますが、一つの食品を大量に摂取することは控えた方が良さそうです。

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