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アメリカでADHDの新薬が承認


アメリカで6歳以上のADHDに対して使用可能な新薬“Azstarys”が承認されました。



この“Azstarys”は1日1回服用の中枢刺激作用のある薬剤です。


2種の有効成分を含んでおり、一方(dexmethylphenidate)が素早く効果を発揮した後に、もう一方(serdexmethylphenidate)がゆっくりと代謝されて効果を発揮する“二重効果”を持つことで、長時間の効果維持を可能にしています。


副作用としては 頭痛(5.4%)、上腹部痛(4.1%)、不眠(2.7%)等が臨床試験で認められていますが、何れも重篤な症状はないようです。


日本では中枢刺激薬としてコンサータ(メチルフェニデートの徐放製剤)が用いられていますが、中枢刺激作用のある他の選択肢として今後期待される製剤です。

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