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アメリカにおける薬物・非薬物的疼痛管理の普及




原因のはっきりしない腰痛などの痛みに悩まされて、精神状態も悪化する例を多く経験します。


今回は、アメリカにおける慢性疼痛への対処について調査した結果をご紹介します。


Prevalence of Pharmacologic and Nonpharmacologic Pain Management Therapies Among Adults With Chronic Pain—United States, 2020

アメリカにおける薬物・非薬物的疼痛管理の普及


アメリカで行われた大規模な調査の結果で、31,500人の回答者のうち、7,400人は最近3か月、ほとんどか毎日痛みを感じているとのことです。


さらに痛みに関する対処として、以下の内容が示されました。


・60%が薬物と薬物以外の方法を組み合わせて対処し、27%が薬物のみを用いていました。


・薬物以外の方法には、マッサージ、瞑想、誘導によるイメージ療法、脊椎マニピュレーション、その他のカイロプラクティックが含まれていました。


・薬物を使用している人のうち、76%は市販薬(OTC)、31%が通常の処方薬、13.5%が

処方されたオピオイドを用いていました。


要約:『慢性疼痛の対処としては、4人に1人以上は薬剤のみを用い、市販薬の使用が多い』


慢性疼痛の管理として、非薬物療法(あるいは、薬物療法との組み合わせ)が勧められていますが、実際には薬物のみに頼ってしまうことも多いと思われました。




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