アプリケーションソフトによるうつや不安の治療について

最終更新: 6月4日


昔に比べればメンタルクリニックや心療内科の敷居が低くなっていたとしても、うつや不安の症状で一般的な内科などを受診される方はまだまだ多いと思います。


特に海外では、専門医を受診するよりは、総合的な診療を担当するプライマリケア医で治療されることが多いようです。


今回は、プライマリケアの場面で、プライマリケア医による通常の診療とアプリケーションソフトによる治療(コーチング付き)の効果を比較した研究をご紹介します。


Coached Mobile App Platform for the Treatment of Depression and Anxiety Among Primary Care Patients

プライマリケアにおけるモバイルアプリを用いたうつと不安の治療


うつや不安の症状がある146人(平均42.3歳、119人が女性)が調査の対象となりました。


結果として、アプリを用いた治療で、通常の診療より高い寛解率(うつのPHQ-9、不安のGAD-7といったよく用いられる指標で大きな改善)を認め、2ヶ月後でも効果が持続する傾向がありました。


上記の結果はプライマリケアによる治療の有効性を否定するものではないと思われますが、アプリ(コーチング付き)で提供される要素に、通常の診療では得られない心理療法的内容が含まれている可能性が考えられます。


対面式か、アプリを介してかに関わらず、何らかの構造化された心理的補助の必要性を感じました。


#心理療法 #うつ病 #不安

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