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ソーシャル・メディアにおいて、他者からの承認を求める傾向が精神状態に影響している場合があります。
今回は、ソーシャル・メディアにおける評価を求める傾向とその他の心理的特徴との関連を調べた研究をご紹介します。
ソーシャル・メディアにおける自己の見え方への集中と社会人口学的指標、生活様式、パーソナリティ
ノルウェーのベルゲンにおける調査を元にしており、2,023人の高校生が対象となっています(回答率54%、平均年齢17.4歳)。
まず、ソーシャル・メディアにおける自己の表現に関する傾向を調査したところ、“自己の見え方についての集中”という要素が大きいことが分かりました。
次に、この“自己の見え方についての集中”が強さと関連していた要素としては、女性(性別)、高い外向性、精神安定性の低さ、アルコールの頻繁な使用、喫煙の経験があげられました。
つまり、“ソーシャル・メディアにおいて自分が他者からどのように見られているか気にする傾向が強過ぎるとと、精神の不安定や物質使用につながる可能性がある”と言えそうです。
他者からの承認を求め過ぎる傾向は、生活や精神の状態に影響することに注意が必要であると思われました。