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フラボノイドの摂取で認知能力低下の速度が遅くなるかもしれない


植物の代謝物質であるフラボノイドはチョコレートやココア、緑茶、オレンジ、大豆等の食物に多く含まれており、多くの健康上有益な機能を持つとされています。


今回は、フラボノイドが認知能力にどのような影響をもたらすのか調べた研究をが紹介します。


Association of Dietary Intake of Flavonols With Changes in Global Cognition and Several Cognitive Abilities

フラボノイドの日常的摂取と認知症尺度の変化の関連


アメリカのシカゴに住む60~100歳の961人が対象となりました。


食物についての質問紙調査と認知能力の検査を行い、平均6.9年の経過を調べました。


結果として、以下の内容が示されました。


・フラボノイド摂取量が多い場合のほうが、認知能力低下が少なくなっていました(例:全般的認知 統計量β=0.004、エピソード記憶β=0.004、言語的記憶β=0.003等)。


・フラボノイドの中で特に良い影響があったのはケンペノールkaempferolとクェルセチン quercetinでした。


要約:『フラボドイドの一部は認知能力の保持に良い影響があるかもしれない』


抗酸化作用や抗炎症作用のあるビタミン類、ビタミン様物質は認知能力にとっても良い影響があるようです。



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