地中海式食事法によるうつ症状のリスク軽減


昨日は、食物繊維の摂取が多いほうが、うつ症状が少ないのではないか(明らかな差は閉経前の女性に限定されていました)、という内容についてお伝えしました。


今回は、かなり以前(2018年)の論文になりますが、食事とうつ症状との関連について、複数の研究をまとめて分析した内容について紹介します。


Healthy dietary indices and risk of depressive outcomes: a systematic review and meta-analysis of observational studies

食事の健康度を示す指数とうつ症状のリスクについて


時間の経過で状態を追った研究(縦断研究)20本と、ある時点での状態をみた研究(横断研究)21本が分析に含まれました。


多くの研究で、食事内容の健康度が高いほどうつ症状は少なくなっていましたが、中でも大きな影響を与えていたものとして、地中海式食事法(野菜・果実・魚・豆類等を中心とする食事)について調べた4つの縦断研究がありました。


統合した結果、地中海式食事法に関する傾向が最も高いグループは最も低いグループと比較して、うつ病のリスクが大きく低下していました(オッズ比0.67)。


他にも、様々な尺度がありますが、近年では認知症予防との関連も含めて、地中海式食事法が推奨されることが増えています。

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