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自殺傾向の関連遺伝子は子ども時代の自殺企図とも関連するか?


ある病気や症状が出現しやすい傾向を、多くの遺伝子から予測する尺度があり、“多遺伝子リスクスコア”と呼ばれます。


今回は、成人後の自殺傾向を予測するリスクスコアが高いと、子ども時代にも自殺企図を起こしやすいのか、その関連性を調べた研究をご紹介します。


Associations Between Genetic Risk for Adult Suicide Attempt and Suicidal Behaviors in Young Children in the US

成人の自殺企図に関する遺伝的リスクと子ども時代の自殺企図との関連


Adolescent Brain Cognitive Development (ABCD) studyという研究のデータを元にした研究で、4,344人の子ども(平均9.93歳、47.08%が女性)が対象となりました。


成人で確かめられている自殺に関する多遺伝子リスクスコアが、子どもの自殺企図とも関連するかを調べました。


結果として、以下のことが示されました。


・550,000人の成人を対象として確認されている自殺の多遺伝子リスクスコアは、子どもの自殺企図とも明らかな関連を示していました。


・この関連性は一部、子どもの抑うつ・攻撃的な行動・注意障害・規則不遵守・その他の社会的問題によって説明可能でした。


要約:『自殺に関連する遺伝的リスクは成人と子どもで共通の部分も多く、うつや攻撃性とも関連する』


成人の自殺傾向を起こしやすい遺伝的傾向は、子ども時代からうつ症状や不適応、自殺関連行動として表現されている可能性が考えられました。



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#子供の自殺

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