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自然流産を繰り返す場合、他の妊娠合併症のリスクも高くなると言われています。
今回は、上記のような場合に、出産した児に関してADHDのリスクが上昇するかを調べた研究です。
自然流産と出産した児におけるADHDのリスク
デンマークにおける人口全体の記録データを用いた研究で、1995~2012年に出生した1,062,667人を対象とし、平均9.4年の経過観察を行っています。
結果として、自然流産が増えるほど、出産に至った場合のADHD発症がわずかに増える傾向があり、1回の自然流産では1.09倍、2回以上では1.22倍となっていました。
自然流産を繰り返す場合には、妊娠中の他の合併症のみではなく、出産後も子どもの経過を注意深く観察する必要性があると考えられました。
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