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軽度の運動であっても認知症のリスクを軽減する?


高齢期になってからの運動であっても、継続した中等度以上の運動は認知症発症を少なくできるのではないかと言われています。


しかし、軽度の運動(ゆっくりとしたウォーキング等)についてリスク軽減に有効か明らかではありません。


韓国の全国規模調査による身体的活動レベルと認知症のリスク


韓国における全国規模の調査で、平均73.2歳の62,286人(60.4%が女性)が対象となりました。


活動レベルを低活動 (0 MET-分/週)、不十分な活動 (1-499 MET-分/週)、活動的(500-999 MET-分/週)、非常に活動的 (≥1000 MET-分/週) に分けて、平均42ヶ月の経過を観察しました。

※METは運動の単位で、通常の歩いたりする活動が3METと言われています。(参考: 改訂版『身体活動のメッツ(METs)表』

結果として、低活動に比較して以下の割合で認知症発症のリスクが低下していました。

①不十分な活動: 10%

②活動的: 20%

③非常に活動的: 28%


つまり、“不十分な活動(ゆっくりとしたウォーキングを時々行うような活動性)であっても、ほとんど動かないよりは、認知症のリスクを軽減できるかもしれない”ということです。


認知症の前駆症状として低活動になっている場合も考えられるので、因果関係ははっきりしませんが、高齢期の活動性を維持することが何らかのかたちで認知症発症の軽減に貢献できる可能性が考えられました。

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