ワークショップ（参加型研修会）の形式で、語りかけるようにマインドフルネスの実践を説かれています。

参加者の声や質問も載せられていて、馴染みやすい印象です。

この本の最大の特徴はマインドフルネス瞑想のレッスンを疑似体験できる点です。

瞑想の種類として主にサマタ瞑想とヴィパッサナー瞑想があげられていますが、そのどちらにも取り組みやすいようにレッスンが記載されいます。マインドフルネスの本体はヴィサパナー瞑想の方らしいのですが、最初は集中した状態を作る（この言い方自体がマインドフルネス的ではないかもしれません）サマタ瞑想の方が取り組みやすいと感じました。

それと、「注意訓練」の指導音声もＣＤ音源やダウンロードファイルとして付属していされており（ちょっと冷たい感じの女性の声ですが）、不安障害の方には特に有用と説明されています。