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アメリカにおける若年女性の自殺増加


日本の自殺者数は3万人程度、中高年の自殺が多いことが特徴で、どの年代においても男性が女性をかなり上回っています。

この自殺における男性>女性の比率はアメリカにおいても同様で、今までは特に若年において男性の自殺者が女性よりはるかに多い状態が続いてきました。

しかし、近年アメリカにおけるこの傾向に変化があり、若い世代の女性の自殺が著しく増加していることが指摘されています。

今回はこのような傾向についてさらに詳しく調査した研究をご紹介します。

Trends in Suicide Among Youth Aged 10 to 19 Years in the United States, 1975 to 2016

1975~2016年、アメリカの10歳~19歳の若年における自殺者の傾向

1975年~2016年、アメリカの10歳~19歳の自殺者85051人について調査しました。

結果として、女性の自殺者数が大きく増加していました。全体の期間の自殺者数を