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ADHDの診断を早めにつけたほうが良いか?


自分や子どもにADHDの傾向がありそうだと思ったときに、積極的に診断をつけるべきか、そのまま何となく受け入れて様子を見るべきか、迷うことは多いと思います。


今回は、同じ程度のADHD傾向で診断をした場合とそうでない場合とで、QOL(生活の質)がどのように異なるのか調べた研究をご紹介します。


Association of Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder Diagnosis With Adolescent Quality of Life

ADHD診断と思春期のQOL(生活の質)


早期思春期の子ども8,643人が対象となりました。そのうち、393人がADHDの診断を受けていました。


性別、年齢、ADHD傾向等の特性をマッチングさせて、診断の有無による生活の質の違いを調べようとしました。


結果として、以下の内容が示されました。


・診断の有無によって、主な生活の質は変わりませんでした(今回用いた尺度Child Health Utility 9Dで、全体的な健康度、幸福度、同年代の他者に対する信頼感等を測定)。


・一部の尺度では、診断があるほうが生活の質における低下を認めました(自己効力感や自傷傾向等)。


要約:『ADHD傾向に診断をつけることは全体的な生活の質に大きな影響を与えず、一部では悪化も認める可能性がある』


診断をつけることによって、自己理解や生活上の工夫が促進されることが期待されますが、実際にはそのような効果は限定的である可能性が考えられました。



もりさわメンタルクリニック:https://www.morisawa-mental-clinic.com/

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