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アメリカにおけるアルツハイマー病有病率の地域差


アルツハイマー病の分布には、年齢や人種、環境等の様々な要因が影響すると思われます。


今回は、最近アルツハイマー病の学会 Alzheimer's Association International Conference (AAIC) 2023で発表されたアメリカにおけるアルツハイマー有病率の分布についてご紹介します。


アメリカの50州(3,142の郡を含む)の有病率を分析しました。


特に東部、東南部の有病率が高く、メリーランド12.9%、ニューヨーク12.7%、ミシシッピ12.5%、フロリダ12.5%となっていました。


テキサス州は全体として有病率が高くないのにエル・パソでだけ高い等、州の中で不均一を認めるところもありました。


これらの背景として、比較的アルツハイマー病の有病率が高いマイノリティの居住が多い地域と一致する傾向が考えられました。


しかし、必ずしも人種の分布と一致していない点もあり、今後環境の要因など、幅広い分析が必要であると思われました。



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