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ユーモアを用いた治療はうつや不安に有効か?


小児病棟をピエロが訪問する“クラウン・セラピー”やヨガの“ラフター・セラピー”等、笑いを取り入れた関わりが知られています。


今回は、ユーモアを含んだ療法がうつや不安に対して、どのような影響を与えるか調べた研究とまとめ(文献調査)をご紹介します。


The impact of humor therapy on people suffering from depression or anxiety: An integrative literature review

うつや不安で苦しむ患者に対するユーモア療法の影響


今回の文献調査にはユーモアを含んだ療法に関する29本の研究(2,964人の参加者)が含まれました。


療法の内容としては、コメディのビデオ鑑賞、手品やパペット(指や手を用いた人形劇)を含んだ“クラウン・セラピー”、瞑想やリラクゼーションを含んだ“笑いヨガ”が対象となりました。


結果として、いくつかの研究では効果が明らかでなかったものの、ほとんどの研究では、有効性が認められており、うつや不安の改善を示していました。


要約:『ユーモア・笑いを含んだ療法は、うつや不安に対して改善効果をもたらす可能性がある』


個人差もあるとは思われますが、何らかの笑いの要素を生活に取り入れることは、うつや不安から回復する機会になり得ると思われました。



もりさわメンタルクリニック:https://www.morisawa-mental-clinic.com/

rTMS治療:

YouTubeチャンネル(オンライン講座):https://www.youtube.com/channel/UCd8RS50q_Ol_x82AL9hhziQ

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