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喫煙の開始年齢とニコチン依存


吸わない方が体に良いことは分かっている……しかし、どうしても、様々な言い訳を見つけては吸ってしまう。


タバコについては、禁煙を数十回と経験し(それと同じだけ失敗し)、今は何とか10年以上禁煙を維持している(そして、いつまた逆戻りするかも知れない)自分にとって、何も偉そうに言えることはありません。


しかし、喫煙は法的には認められているとは言え、結構きついです……ニコチン依存。


電子タバコになってからも、どんどんその有害性に関する研究は出ております。どんなスタイルになったとしても結局止めるしか、本当に有害性を軽減する方法はないのかもしれません。


今回は、タバコを吸い始めた年齢と、ニコチン依存の程度について調べたCDC(アメリカの疾病対策を行うところ)の研究をご紹介します。


21歳より前の喫煙開始とその後のニコチン依存、禁煙行動について


アメリカ全土からの抽出による調査で、25,093件の自記入式の回答が分析の対象となりました。


少なくとも生涯で100本以上はタバコを吸った21歳以上の喫煙者を対象としており、喫煙開始の内訳は18歳以前:50.1%、18歳~21歳:33.1%、21歳以上:16.8%となっていました。


そして、朝起きてから喫煙までの時間や一日の喫煙本数を用いたニコチン依存の指数: Heaviness of Smoking Indexでは、21歳以前の喫煙開始で明らかにニコチン依存の程度が高くなり、禁煙行動についても、止めようとする人の割合が2~3割少なくなっていました。


このように、早く吸い始めるとその分タバコへの依存も深まる傾向があるようです。


それから、失敗したとしても、禁煙や断酒等、物質を絶つ試みは何回でも懲りずに行うことが大切だと思われました。やり続けているうちは、それは失敗ではない……そんな意味の言葉が思い出されました。

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