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片頭痛や強い頭痛の有病率


頭痛はうつ病などの精神疾患に最も合併しやすい身体症状の一つで、精神症状とともに日常生活に大きな影響を与えます。


今回は、アメリカにおける片頭痛や強い頭痛の有病率について調べた研究をご紹介します。


The Prevalence and Impact of Migraine and Severe Headache in the United States: Figures and Trends From Government Health Studies

アメリカにおける片頭痛と強い頭痛の有病率と影響


アメリカの全国的な疾患インタビュー調査 the National Health Interview Survey (NHIS)などを使用して、頭痛の有病率や救急受診等について調べました。


結果として、以下の内容が示されました。


・アメリカ人の6人に1人、女性の5人に1人が、片頭痛や強い頭痛に罹患していました。


・人種別でみると、最も頭痛の有病率が高かったのはネイティブアメリカンとアラスカ民族で18.4%、最も低かったのはアジア民族の11.3%でした。


・年齢別では18~44歳で最も有病率が高く17.9%、妊娠可能性のある年代の女性における救急受診の3番目に多い理由となっていました。


要約:『アメリカにおいて頭痛の有病率は高く、特に女性や若い年代における影響が大きくなっている』


精神状態の悪化に合併する頭痛などの身体症状への対処も重要であると思われました。


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