悪夢の治療にREM睡眠中の良い音が有効か?


単なる睡眠障害だけではなく、リアルでネガティブな内容の夢に繰り返し悩まされ、その印象で昼間の活動が影響を受けることがあります。


このような時に悪夢を良い夢に変えるリハーサルを行う方法が有効と言われていますが、このようなやり方が上手く行かない場合もあると指摘されています。


今回は、このようなリハーサルが有効でない例に対してREM睡眠中にポジティブな音を聴かせることで、悪夢を改善できないか調べた研究をご紹介します。


Enhancing imagery rehearsal therapy for nightmares with targeted memory reactivation

https://www.cell.com/current-biology/fulltext/S0960-9822(22)01477-4


繰り返し悪夢を見る36人が対象となり、昼間の間に悪夢の内容を思い出して、ストーリー展開を良い方向に変えるリハーサルを行いました。


良い方向の夢をイメージしている時に音を流し、その音を夜間のREM睡眠中にも流すようにしました。


その音を流した場合には、悪夢が減少し、その効果は3ヶ月後にも持続していました。


要約:『悪夢を修正するリハーサル法にポジティブな意味を与えた音を追加するとより効果が高まる可能性がある』


睡眠障害に加えて悪夢で悩まされる人は多いので、リハーサル法やポジティブなイメージの音を流すのは良いかもしれません。



もりさわメンタルクリニック:https://www.morisawa-mental-clinic.com/

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https://www.morisawa-mental-clinic.com/tms%E6%B2%BB%E7%99%82

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