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歩数が多くなるに従って死亡率は低下する


健康のために歩く量について、様々な歩数が提案されますが、約8000歩(あるいは7000歩以上)を推奨する意見が多いようです。


しかし、これよりずっと少ない歩数では歩数を増やす意味がないのでしょうか?


今回は、推奨レベルよりもずっと少ない歩数から少しでも歩数を増やすことにも意味があるかもしれないという内容のメタ・アナリシス(複数の研究のまとめ)をご紹介します。


The association between daily step count and all-cause and cardiovascular mortality: a meta-analysis

日々の歩数と全死亡率・循環疾患由来の死亡率


歩数と死亡率の関係を含む17本の研究(226,889人の参加者、平均観察期間7.1年)が分析の対象となりました。


結果として、以下の内容が示されました。


・(4000歩以上のレベルから)1日1000歩増加するごとに、全死亡率は15%低下する。


・(2300歩以上のレベルから)1日500歩増加するごとに、全死亡率は7%低下する。


要約:『1日当たりの歩数が増すと少しずつ全死亡や循環器由来の死亡率が低下する』


特に推奨されるレベル以上でなくとも、できる範囲で少しでも多く歩くことで、健康を維持できる可能性が高まる点に希望が持てる内容でした。



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