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もりさわ

メンタルクリニック

Morisawa Mental Clinic 

心療内科・精神科

089-997-7670

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 正確な発達検査 | 発達プロモ

発達障害検査

※検査についてのご予約は電話でお願いします。
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月火水金土 
午前 10:00~14:00/午後 16:00~20:00

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お知らせ

夏季休暇 8/13・14・15 

※ご迷惑をおかけしますがよろしくお願い致します。

​

「不登校講座」

日時: 8/21(日)21:00~22:00 

場所: 愛媛県内の感染状況をふまえ、オンライン開催に変更しました。

内容: 不登校の対応(基礎編)※基礎編・実践編合わせて4回の予定です。

初回は問題解決と保護者の対応の基礎的な考え方をお話します。

参加費:無料です。通院していない方でも参加できます。

申込み方法:問い合わせフォームから「不登校講座希望」と書いて、メールアドレスを記入し申込みをお願い致します。​講座の参加に必要な情報をお送り致します。

​

  「オンライン講座」

日時:毎週水曜日21:00~22:00

内容:精神医学全般(次回は発達障害の治療です)

資料:『発達障害のライフハック』(Word/ PDF)『発達障害の治療』(Word/ PDF)

参加費無料でZoom配信(録画はYoutubeで配信)をしております。

申込み方法:問い合わせフォーム​から「オンライン講座希望」と書いて、メールアドレスを記入し申込みをお願い致します。​講座の参加に必要な情報をお送り致します。

※上記「不登校講座」とは別の講座です。

​※YouTubeチャンネル(オンライ講座配信)始めました。

rTMS治療(反復経頭蓋磁気刺激療法)​

チラシのダウンロード

​磁気刺激によるうつ病治療(​​新型コロナウィルス感染の後遺症やADHDについては相談の上、限定的に実施)

NHKクローズアップ現代での紹介

一度のお試し・相談だけでも大丈夫です。ご興味がある方は電話で相談を受けております。または、問い合わせフォームから、メールアドレスか電話番号、件名に「rTMS相談希望」と記入し送信してください。当院から御連絡させて頂きます。

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ADHDと様々な認知症には共通の遺伝的要因があるのかもしれない
もりさわメンタルクリニック
  • 7月27日
  • 1 分

ADHDと様々な認知症には共通の遺伝的要因があるのかもしれない

今回は、ADHDのある人の家系内でアルツハイマー病などの認知症のリスクが上昇するのか調べた研究をご紹介します。 Attention-deficit/hyperactivity disorder and Alzheimer's disease and any dementia: A multi-generation cohort study in Sweden ADHDとアルツハイマー病などの認知症の関連 スウェーデンの全国的疾患登録を用いた研究で1980~2001年に出生した約200万人が調査の対象となりました。 ADHDのある人の血縁関係者(両親、祖父母、叔父叔母、伯父伯母)でアルツハイマー病やその他の認知症のリスクがどのような影響を受けるのか調べました。 結果として、ADHDのある人の家系内ではアルツハイマー病やその他の認知症法になるリスクが増加していました(例:アルツハイマー病でハザード比1.55倍)。 要約:『ADHDの人の血縁者ではアルツハイマー病やその他の認知症になる人が多い傾向がある』 ADHDと様々な認知症では、遺伝的あるいは環境
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ADHDと片頭痛との関連
もりさわメンタルクリニック
  • 7月24日
  • 2 分

ADHDと片頭痛との関連

ADHD(またはADHD治療薬)と片頭痛が関連する可能性について指摘されてきました。 今回は、年代ごとにADHDと片頭痛との関連を、治療薬の累積使用量との関連も含めて調べた研究をご紹介します。 Attention deficit hyperactivity disorder and risk of migraine: A nationwide longitudinal study 注意欠陥多動障害と片頭痛のリスク 台湾における研究で、全国規模の健康情報(Taiwan National Health Insurance Database)を使用し、81,441人のADHD罹患者と条件を適合させた対照の参加者が研究に含まれました。 2001~2009年の経過で、ADHDの有無による片頭痛発症リスクについて調べました。 結果として、以下の内容が示されました。 ①ADHDの場合は、ADHDがない場合よりも、片頭痛の発症が多くなっていました(発症率で比較すると、ADHD0.6% vs 非ADHD0.3%)。 ②影響しそうな他の因子を調整したあとでの片頭痛の
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小児の“熱性けいれん”やてんかんは、後のADHD発症と関連するか?
もりさわメンタルクリニック
  • 2020年12月30日
  • 1 分

小児の“熱性けいれん”やてんかんは、後のADHD発症と関連するか?

乳幼児期に発症する発熱に伴うけいれんや意識障害について“熱性けいれん”と診断されることがあり、多くの場合は成長とともに軽快する予後の良い疾患として知られています。 今回は、小児期の熱性けいれんやてんかんが、後のADHDのリスクを上昇させるのか、関連性について調べた大規模な研究をご紹介します。 Childhood Epilepsy, Febrile Seizures, and Subsequent Risk of ADHD 小児期のてんかん、熱性けいれん、後のADHD発症リスク デンマークの大規模な研究で、1990~2007年に出生した906,379人を対象としています。 経過観察を行ったところ、21,079人がADHDを発症しました。てんかんがあった場合は2.72倍、熱性けいれんの場合は1.28倍、両方ともあった場合は3.22倍のリスク上昇がありました。 原因というわけではないかもしれませんが、何らかの因子を共通して持っている等、てんかん・熱性けいれん・ADHDには何らかの関連がありそうです。乳幼児期の既往には注意が必要であると考えられました。
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妊娠中の三種混合ワクチンとADHDのリスクについて
もりさわメンタルクリニック
  • 2020年12月5日
  • 1 分

妊娠中の三種混合ワクチンとADHDのリスクについて

ジフテリア、破傷風、百日咳の三種混合ワクチンを妊娠中に実施することで、子どもの感染を防ぐことが有効と言われており、海外の複数国で推奨されています。 今回は、妊娠中の三種混合ワクチンの接種が子どものADHDリスクと関連しないか、調べた研究をご紹介します。 The Association of Prenatal Tetanus, Diphtheria, and Acellular Pertussis (Tdap) Vaccination With Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder 出生前の破傷風・ジフテリア・百日咳ワクチンとADHDとの関連 85,607人の妊婦(と子ども)が調査の対象となり、妊娠中のワクチン接種と出産後のADHD発症の有無について調べました。 結果としては、ワクチン接種とADHD発症とは関連していませんでした。 具体的には、ワクチン接種の場合3.41人/1000人・年、摂取のない場合3.93人/1000人・年とほぼ同等の結果でした。 今のところ、ADHDに関しては、ワクチン接種との関連
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ADHDの危険因子について
もりさわメンタルクリニック
  • 2020年11月15日
  • 1 分

ADHDの危険因子について

ADHD(注意欠陥多動障害)について、様々な危険因子・保護因子・バイオマーカーが候補として指摘されてきました。 今回は、それらの因子に関する総括的な内容(メタ・アナリシス)をご紹介します。 Environmental risk factors, protective factors, and peripheral biomarkers for ADHD: an umbrella review ADHDの環境的危険因子・保護因子・バイオマーカー(生物学的尺度) 研究論文の情報データベースから、ADHDの危険因子・保護因子・バイオマーカーに関する内容を含む1,839の論文が同定され、基準を満たす35の論文が分析の対象となりました。 危険因子として、 確実性が高い convincing: 妊娠前の肥満、(アトピー等の)皮膚炎、子癇前症(妊娠中毒症)、妊娠期のアセトアミノフェン暴露 疑いが強い highly suggestive: 妊娠期の喫煙、小児喘息、妊娠期の体重超過、ビタミンD不足 等が挙げられます。 今のところ、関連性が指摘できるだけなので、因果
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妊娠中のアセトアミノフェン服用とADHDの関連
もりさわメンタルクリニック
  • 2020年10月15日
  • 2 分

妊娠中のアセトアミノフェン服用とADHDの関連

一般的に解熱剤・鎮痛剤の中でも、アセトアミノフェンは妊娠中の使用が認められており、明らかな胎児への影響はないとされてきました。 今回は、胎便中のアセトアミノフェンをサンプルに使用することで、アセトアミノフェン服用(あるいは濃度)と出産した児のADHD発症との関連を調べた研究をご紹介します。 Association of Prenatal Acetaminophen Exposure Measured in Meconium With Risk of Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder Mediated by Frontoparietal Network Brain Connectivity 妊娠中のアセトアミノフェン暴露(胎便中の測定)と前頭-頭頂葉ネットワークによって介在されるADHDのリスク カナダにおける研究で、345人の子ども(177人が男性)について、胎便中のアセトアミノフェンと6~7歳のADHD診断の関連について調べました。 結果として、以下の内容が示されました。 ①胎便中のアセトアミノフ
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ADHDと自傷行為の関連
もりさわメンタルクリニック
  • 2020年10月1日
  • 1 分

ADHDと自傷行為の関連

ADHDでは衝動性や不注意に基づいて、様々な点で問題となる行動を認めることがあります。 暴力や暴言、事故等が認められる場合には、環境への適応を阻害したり、危険を伴ったりするため、治療の必要性が高くなります。 今回はADHDと自傷行為との関連を調べた研究をご紹介します。 Attention-deficit hyperactivity disorder and nonsuicidal self-injury in a clinical sample of adolescents: the role of comorbidities and gender 注意欠陥多動障害(ADHD)と自傷行為: 合併症と性別での違い 病院に入院中の202人(13~18歳)が調査の対象となりました。 上記のうち、52人がADHDの診断を満たし、77人が診断は満たさないものの、軽度のADHD症状を示していました。 さらに、自傷行為との関連を調べた調査の結果、ADHDの診断を満たす52人のうち、35人(67.30%)に自傷行為を認め、さらにそのうち25人(71.40%)が女
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早期の効果が期待できるADHD治療薬の候補
もりさわメンタルクリニック
  • 2020年8月20日
  • 1 分

早期の効果が期待できるADHD治療薬の候補

現在、認可されているADHD治療薬でも、適切に使用した場合には、副作用は最小限にして一定の効果を得ることができる場合は多いと思われます。 しかし、中枢刺激薬以外で、もう少し効果の発現が早く、有効性が高く、副作用が少なくできないだろうか?……そういう希望はあります。 今回は、そのような希望に少しでも応えられるかもしれない薬剤の臨床試験についてご紹介します。 A Phase III, Randomized, Placebo-Controlled Trial to Assess the Efficacy and Safety of Once-Daily SPN-812 (Viloxazine Extended-Release) in the Treatment of Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder in School-age Children 通学年代のADHD児童に対する1日1回のSPN-812(ビロキサジン徐放剤)の有効性・安全性評価 6~11歳のADHD罹患児童(試験開始時点でADHD-RSで28
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自然流産とADHDの関連について
もりさわメンタルクリニック
  • 2020年7月19日
  • 1 分

自然流産とADHDの関連について

自然流産を繰り返す場合、他の妊娠合併症のリスクも高くなると言われています。 今回は、上記のような場合に、出産した児に関してADHDのリスクが上昇するかを調べた研究です。 Maternal spontaneous abortion and the risk of attention-deficit/hyperactivity disorder in offspring: a population-based cohort study 自然流産と出産した児におけるADHDのリスク デンマークにおける人口全体の記録データを用いた研究で、1995~2012年に出生した1,062,667人を対象とし、平均9.4年の経過観察を行っています。 結果として、自然流産が増えるほど、出産に至った場合のADHD発症がわずかに増える傾向があり、1回の自然流産では1.09倍、2回以上では1.22倍となっていました。 自然流産を繰り返す場合には、妊娠中の他の合併症のみではなく、出産後も子どもの経過を注意深く観察する必要性があると考えられました。 #ADHD
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ADHDを改善するゲームがアメリカで認可
もりさわメンタルクリニック
  • 2020年6月29日
  • 1 分

ADHDを改善するゲームがアメリカで認可

アメリカのFDA(食品や薬品の管理を行う組織)がADHDの症状を改善するゲームを認可し、アメリカ国内での処方が可能となりました。 ゲームが認可されるのは、他の疾患も含めて初めてであり、今後デジタルコンテンツが認可される場合のモデルケースとなることが期待されています。 このゲームは600人の参加者を含む研究で有効性が確認されており、不注意優勢型のADHDか、多動・衝動性との混合型でも不注意のあるADHDに有効とされています。 大きな副作用は確認されていませんが、研究で認められたのは攻撃性、苛立ち、頭痛、めまい等が低い頻度で認められるようです。 メーカーであるAkiliが認可について説明しているページやゲームの説明では、カワイイ馴染みやすいキャラクターが水中を走る乗り物に乗って走行する姿が描かれており、広い年代で受け入れられることが期待できそうです。 もし、日本人でも効果が得られるならば、薬剤以外の選択肢としてゲーム好きの世代に試みてもらえたらと期待が膨らむニュースでした。 #ADHD
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不健康な生活とADHDの関連
もりさわメンタルクリニック
  • 2020年6月3日
  • 2 分

不健康な生活とADHDの関連

生来性の発達障害の一部に分類されているADHD(注意欠陥多動障害)ですが、もし、日常生活で起こっている現象や行動様式のみを考えるのであれば、非常に多くの子どもが診断基準を満たす可能性があります。 診断の本来の意味からADHDと診断されるべきかはともかく、実際にADHDと診断される症例は増えており、これらは環境的要因とも関連がありそうです。 今回は、不健康な生活様式とADHDとの関連を調べた研究をご紹介します。 Adherence to Life-Style Recommendations and Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder 推奨される生活様式と注意欠陥多動障害(ADHD) カナダにおける研究で、10~11歳の3436人について、望ましいとされている生活様式を守っているか、その後14歳までのADHDによる受診回数を調べました。 結果として以下の内容が示されました。 ①野菜や果実、肉類、飽和脂肪酸、非精製糖の摂取、運動に関する推奨を満たしている場合にはADHDの診断が少なくなっていました。 ②推奨
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出産前の大気汚染暴露で発達障害が増える?
もりさわメンタルクリニック
  • 2020年6月1日
  • 2 分

出産前の大気汚染暴露で発達障害が増える?

大気汚染が認知症などの精神疾患に影響することは以前から指摘されています。 今回は妊婦の大気汚染暴露が出産した児の脳の構造変化と関連するか、その後の行動上の変化への影響とともに調べた研究をご紹介します。 Effects of Prenatal Exposure to Air Pollutants (Polycyclic Aromatic Hydrocarbons) on the Development of Brain White Matter, Cognition, and Behavior in Later Childhood 出産前の大気汚染(多環芳香族炭化水素)暴露が与える子どもの脳白質、認知、行動への影響 アメリカ東部の都市部における研究で、727組の母子が調査の対象となりました。 多環芳香族炭化水素(PAH)と呼ばれる大気汚染の代表的な物質への妊娠中の暴露とその後(7~9歳まで)の脳の構造的変化、機能的な特徴が調べられました。 結果として以下の内容が示されました。 ①大気汚染への暴露が強いほど、ほとんど全ての領域(特に左半球)において脳
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「過食症」に対する抗ADHD薬の効果
もりさわメンタルクリニック
  • 2020年5月31日
  • 2 分

「過食症」に対する抗ADHD薬の効果

昨日は、子どものADHDと食行動制御の困難が関連することについてお伝えしました。 同じように衝動性を要素として持つならば、共通の薬剤が効果を持つかもしれないという考えが浮かびます。 今回は、日本では小児領域の抗ADHD薬であるリスデキサンフェタミンメシル酸塩(ビバンセ)の「過食症」への効果について調べた論文をご紹介します。 Efficacy and Safety of Lisdexamfetamine for Treatment of Adults With Moderate to Severe Binge-Eating Disorder A Randomized Clinical Trial リスデキサンフェタミンのむちゃ食い障害に対する有効性と安全性 「過食症」の2つのグループ(およそ200人ずつ)について、偽薬と量の異なる抗ADHD薬を服用し、その有効性や安全性を調べました。 結果として以下の内容が示されました。 ①実際の薬を飲んだグループ(容量比較的多め)では、服薬を開始して11週のところで、週あたりの過食の日が1日以上減っていました。
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ADHDと過食の関連
もりさわメンタルクリニック
  • 2020年5月30日
  • 1 分

ADHDと過食の関連

食行動のコントロール喪失と衝動性との関連はしばしば指摘されますが、子どものADHDにおける食行動の変化についてはあまり知られていません。 今回は子どものADHDにおける「過食」の存在について調べた研究をご紹介します。 Pediatric loss of control eating syndrome: Association with attention‐deficit/hyperactivity disorder and impulsivity 小児領域における食行動の制御困難: 注意欠陥多動障害と衝動性の関連 食行動の制御困難やADHDの有無に関わらず、体重が上位5%以内にある8~14歳の子ども79人が調査の対象となりました。 結果として以下の内容が示されました。 ①ADHDがある場合は、ない場合と比較して食行動の制御困難が12倍多かった。 ②衝動性を示す指標のスコアが上昇するごとに食行動の制御困難のリスクも高まる。 つまり、子どもにおいてもADHDと「過食」類似の食行動は関連しており、特に衝動性が高い場合には食行動の制御ができなくなりやすい
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ADHDに対する遠隔精神医療の効果
もりさわメンタルクリニック
  • 2020年5月29日
  • 2 分

ADHDに対する遠隔精神医療の効果

世界的には遠隔で行う精神医療の可能性(有効性)について活発に議論がなされています。 物理的な接触の必要ない場合の精神医療は、遠隔医療(オンライン医療)との相性は良いと思われますが、有効性/必要性の認知や制度の整備が遅れているのが現状です。 今回は、ADHDに対する遠隔精神医療の有効性について調べた研究をご紹介します。 Effectiveness of a Telehealth Service Delivery Model for Treating Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder: A Community-Based Randomized Controlled Trial 遠隔医療による注意欠陥多動障害(ADHD)治療モデルの有効性 ADHDと診断されている223人の子どもをライマリケア医による治療を行うグループと遠隔精神医療(22週にわたって6回)を行うグループに分けました。 遠隔精神医療の中身としてはビデオ会議による通常の診療と親に対するトレーニング、薬物療法を含んでいました。 結果としては、遠
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両親の年齢と子どものADHD
もりさわメンタルクリニック
  • 2020年5月28日
  • 2 分

両親の年齢と子どものADHD

以前から父親の高齢と自閉症スペクトラム障害の関連については指摘されていますが、今回は両親の年齢とADHDの関連について調べた研究をご紹介します。 Parental Age and the Risk of Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder: A Nationwide, Population-Based Cohort Study 両親の年齢と注意欠陥多動障害(ADHD)のリスク フィンランドにおける研究で1991年~2005年に生まれたADHDのある10,409人が調査の対象となりました。 結果に影響しそうな様々条件(両親の精神疾患、社会経済的状態、婚姻状態、母親の喫煙など)について調整を行った結果、以下の内容が示されました。 ①父親が20歳以下の場合、25~30歳であった場合に比べて、ADHDのリスクが1.5倍 ②母親が20歳以下の場合、25~30歳であった場合に比べて、ADHDのリスクが1.4倍 以上のことから見ると、両親が若いことは何らかのかたちでADHD発症と関連しているように思われます。 両親
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子ども時代から抗ADHD薬を服用した時の副作用
もりさわメンタルクリニック
  • 2020年5月3日
  • 2 分

子ども時代から抗ADHD薬を服用した時の副作用

最近、このブログでは抗ADHD薬の効果や実生活上の影響についてお伝えしてきました。 比較的良い影響についてお伝えしてきましたが、本日は主として中枢刺激薬に分類される抗ADHD薬の副作用的側面に関する論文をご紹介したいと思います。 Young adult outcomes in the follow‐up of the multimodal treatment study of attention‐deficit/hyperactivity disorder: symptom persistence, source discrepancy, and height suppression ADHDの多様な治療方針に関する青年早期の臨床的結果 ADHDと診断されている579人の子ども(7~10歳)を対象として研究が始められ、515人については長期的な観察が行われました。 結果として、以下のような内容が示されました。 ①抗ADHD薬を子ども時代から青年早期(18歳)まで続けた場合でも、途中でやめた場合や飲んでいない場合と比較して大きな差(症状の減少)を認
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DSM-5に基づいた成人のADHD質問リスト(検査)
もりさわメンタルクリニック
  • 2020年5月2日
  • 2 分

DSM-5に基づいた成人のADHD質問リスト(検査)

成人のADHDに関する相談が増えています。 少し以前になりますが、WHOにより国際的診断基準のDSM-5に基づく質問リストが発表され、妥当性も検討され、優秀な結果となっています。 以下のような内容です。(訳はブログ著者) ※(  )はその質問が基づいているDSM-5の項目 ※質問の回答の仕方(番号)については質問票の中に具体的に指示がなく(数字をあてはめるのが困難な指示のみ存在)、ブログ著者で試案として数字に頻度を示す言葉をあてはめて表記してみました。 1.他の人があなたに直接話しかけたときに、どのくらいの頻度で言ってることに集中するのが難しくなりますか?(DSM-5 A1c) ⇒0~5で回答(0全くなし 1たまに 2時々 3良く 4とても良く 5ほとんどいつも) 2.話し合いなどの座っていた方が良いようなときに、どれくらいの頻度で席を離れてしまいますか?(DSM-5 A2b) ⇒0~5で回答(0全くなし 1たまに 2時々 3良く 4とても良く 5ほとんどいつも) 3.自分だけで過ごすときに、静かにくつろいだり、緊張せずに休んでいることができます
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抗ADHD薬で交通事故を減らせるか?
もりさわメンタルクリニック
  • 2020年5月1日
  • 1 分

抗ADHD薬で交通事故を減らせるか?

昨日に引き続いて、抗ADHD薬の実際の効果について考えたいと思います。 昨日は、学習上の効果に関するスウェーデンの研究でしたが、本日は生命に関わる結果をもたらす交通事故に関して調べた研究を紹介します。 Association Between Medication Use for Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder and Risk of Motor Vehicle Crashes 抗ADHD薬の使用と交通事故リスクの関連 アメリカにおける研究で、民間の保険情報を基にしたADHDの罹患者2,319,450人(平均32.5歳、51.7%が女性)が調査の対象となりました。 結果として、以下の内容が示されました。 ①男性では抗ADHD薬を服用している期間の方が38%交通事故のリスクが低くなっていた。 ②女性でも同様に42%のリスク低下があった。 ③さらにADHD罹患者における交通事故の22.1%が抗ADHD薬の服用によって防げると推定された。 ADHD(注意欠陥多動障害)では、不注意、衝動性、落ち着きのなさの
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抗ADHD薬は学習上どのような効果をもたらすのか?
もりさわメンタルクリニック
  • 2020年4月30日
  • 2 分

抗ADHD薬は学習上どのような効果をもたらすのか?

昨日は、コンサータ(メチルフェニデート)を服用することによって、認知上どのような効果があるのかを、課題に対する反応を調べることで検討した論文を紹介しました。 注意(集中力)を向上するのか? 難しい課題に対する動機を高めるのか? 効果の方向性に関する表現は違っていても、結局どのような生活上の影響があるのか知りたいところです。 今日は、コンサータ(メチルフェニデート)に限らず抗ADHD薬全体について、質問されることの多い学習上の効果について調べた研究を紹介したいと思います。 Association Between Medication Use and Performance on Higher Education Entrance Tests in Individuals With Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder ADHDのある子どもにおける薬物療法とテスト結果の関連 スウェーデンにおける研究で、ADHDに罹患した930人(平均22.2歳、493人が男性)が対象となり、保険情報と様々な入学テストが資料
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